いま、コロナの影響で労働市場は崩壊しています。
ただ、地方は案外そうでもなくて、決して安泰というわけではないですが、都心部に比べると割とまだまだ求人はあるように感じます。
とはいえ、求人数は増えている状態ではありません。
とくに外食・ホテル関係など、アルバイトやパート求人を出す企業が少なくなっているようです。
今私は、正社員で人事関係の仕事をしておりますが、過去にはアルバイト経験もあります。
今回は私の経験したアルバイトを仕事内容と対価を記憶の範囲でご紹介します。
目次
水産会社の鮮魚仕分け
漁業とはまた違った側面がありますが、水産を営んでいる会社でアルバイトを経験したことがあります。
ただ、だいぶ昔の話で労働契約等はありませんでした。
知り合いのところが水産事業をしていたので手伝いの感覚でやっていました。
学生時代でしたので、土日の部活前の約２時間でした。朝の５時頃から７時頃まで。
親に内緒で行っていたので、朝早すぎると疑問に思われていたこともありました。
仕事内容は、水揚げされてトラックで運ばれてきた鮮魚がカゴに入っているのですが、そのカゴを指定のトラックに移す作業です。
完全体力勝負で、水にぬれることもしばしばありました。
ただ、夏だったのでそれが気持ちよかった記憶がありました。
少しいかつい感じの方もいましたが、逆に優しくいつも仕事終わりにはジュースをおごってくれたりすごく人間関係も楽しく過ごせました。
このとき実は中学2年生です・・・。はじめての仕事体験でした。
お給料は日給制で2000円！しかもシフトはいつもその場で決めていたので好きな時に行ってもよかったのですごく精神的にもよかったです。
中学生からすると大金だったので、毎週入れば月に20000円近く稼いだ時もありました。
ぶどうの仕分け作業
倉庫内での作業でした。
果樹園でとれたぶどうを粒の大きさや傷の具合で「秀」などと分けられます。
その札を貼った段ボールを、パレットと言われるフォークリフトで救える正方形の大きな板の上に種類ごとに並べていく作業でした。
まわりの人間関係はおばちゃんが多くて、知り合いの方もいたので和気あいあいしていました。
時給は当時で７００円程度だったと思います。
１日の時間は朝の６時頃から１０時頃まででした。
収穫に左右されるので完全に期間限定のアルバイトです。
ホテルでの調理補助のアルバイト
本当に数日だけですが、働かせて頂きました。
高校三年生の最後だったと思います。車の免許も取得した後でした。
ホテルで提供される料理の下準備の仕事でした。やったことはジャガイモの皮むきや卵をただただ必死に割る仕事です。
案外楽しくて、卵を片手で悪かった技術はここで習得させて頂きました。
何百個という数だったので、うまくならないはずはないとい状態でした。
ド定番！居酒屋バイト
言わずと知れた居酒屋でのアルバイトです。
ホールとキッチンと分かれていて、私は両方経験がありました。
ホールは注文を取ったり、料理を提供したりするお仕事。
キッチンは注文が入った料理をマニュアルに従って料理をつくる作業でした。
なかでも一番好きだったのは、ドリンカーと言われるお仕事でした。
割と店内も広く客席も多かったので、ドリンクが引っ切り無しに注文が入ります。
いかに早くおいしくドリンクが作れるかを自分のなかで競いながら常に仕事をしていました。
今ではビールなどは自動で注げる機械があるのを見たことありますが、当時はそんな便利なものはなく、ずっと手で注いでいました。
泡の割合も決まりがありましたが、常連様の中には泡少なめの希望の方もいたので、来店と同時に瞬時に察して言われる前に提供することができるとガッツポーズしたくなるくらい達成感がありました。
あとは本当に無限の注文が入ることが多く、これは追いつかない・・・・！！！と思ったときもビールを片手で注ぎながら、もう一方の片手で違うドリンクを作ったりと、やればできるやん！と自分で思いながら達成していました。
割と忙しい時間が好きで、注文と同時に作って、提供してお客様から「はやっ！」って聞くことが気持ちいいと思う変態な感じでした。
本当に居酒屋のアルバイトは同世代の学生も多く、話もあったりしてとても楽しかったです。
美容室でのアルバイト
美容室に頼み込んでアルバイトをさせてもらいました。
時給は安くかったのですが、楽しいことが多かったです。
実際に施術になると、法に触れるためシャンプーやカラーなどはできなかったのですが
アシスタントのアシスタントとしてフォローや掃除などさせて頂きました。
暇な時ももちろんあって、その時は店舗内をピカピカに掃除したり、ビラ配りに出たりしてました。
ビラ配りが意外と楽しくて、どうやったら手に取っていただけるだろうと常に考えていました。
町行く方の正面に割り込んで深々お辞儀をして「宜しくお願いします！」と告白みたいに差し出すとさすがにとってくれる確率は高くなりますが、数をさばけなくなります。
でも、一番はもちろんとってくれない人もいるわけで「ちっ！」と舌打ちして避ける方も少なくありませんでした。
さすがに思いっきりフラれた感じがして、自分でやっておいてなんですが、それが続くとすごくつらかったです。
営業時間後はスタッフのシャンプーをさせてもらったり、カラーもさせてもらったり普段経験できないことを経験させてもらえました。
ただ、従業員同士は非常に厳しい環境で仕事をしていたのでピリピリすることもしばしば・・・。
そんななかで私も店の売り上げに繋げないとという危機意識は養えたのではないかと思ってます。
パチンコ店でのアルバイト
正直ギャンブル運が全くない私は、パチンコやスロットはほとんどしたことないのですが、アルバイト経験はあります。
一番は年配の方に台のスペックや説明を聞かれたときは・・・わからない。状態です。
さすがにそれはまずいと分からないなりに一生懸命パチンコ台のことを勉強しました。
おもしろいなと思ったのが、新台を増台したときは必ず警察の方がきます。
なにをしているのかはわからないのですが、パチンコ等の営業許可の関係や警視庁が管轄のようで、違法な行為や設置がないかを見ているのだと教えてもらいました。
パチンコは当たりが出ると玉が台座からいっぱいになります。そうすると専用の箱にいれていくのですが、さらにその箱もいっぱいになると椅子の後ろに並べていきます。
呼び出しボタンを押されたらすぐに空箱を渡して、いっぱいになった箱をしたに降ろす作業を主にしていました。
ボタンを押す瞬間や押す前に空箱を渡すことが楽しくて、お客様に気持ちよく過ごしてもらえるように心がけました。
ただ、逆に早く渡しすぎると、「渡されたからあたりが止まった」とかって思わないかな？と深読みしてたりしたので、そのあたりについて慎重に対応していました。
時給も高くて、１０００円はあったように思います。
スタッフの人の多くはパチンコやスロットが好きな人が多かったので、休憩時間はもっぱら新台の話や休日の勝った負けたの話が多かったのですが、正直私はついていくことができませんでした・・・。
高級しやぶしゃぶすき焼き店での料理提供
お高い系の料理屋さんです。
完全個室で仲居さん的に料理を提供していきます。
しゃぶしゃぶはさほどすることは無いのですが、すき焼きは割り下を入れたりと作法が決まっています。
お客様とお話しながら、料理をしていくのですごく気を使う仕事でした。
しっかりとした料亭のようなところだったので、料理長とフロア長とのバトルが多くありました。
料理長はほんとに良い料理をお客様のもとへ運んでほしいのですが、忙しくなるとすべての料理をそういうわけにはいきません。
そのときに毎度プチバトルがはじまるのです・・・。
みんな必死なんだと思いながらせっせと働いていた記憶があります。
まとめ
調理・美容・接客・雑務と割と幅広くアルバイトをしてきたなと書きながらおもいました。
すべてのアルバイトですが、全部ほんとに楽しかったです！
人間関係も個人的にはすごくよくて、またしたいか？と言われたら普通にしたいです。
時間だけがもったいないと思うくらいです。
普通に経験できないようなこともさせて頂いたと思うので、もし参考になる方がいたらうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ともまる