何かを犠牲にした「つながる」ことの愛しさ

こんにちは。iPhoneの画面が妙にズームアップされてて、どうやって直すかを調べてたら三本指でダブルタップだということを今更ながらに知った”ともまる”です。(iPhone初心者)

今日は先日起きた出来事から、「うわーー。愛おしいなー。」と思うことを感慨深く書いてみます。

先日起こったこんなこと

先日こんなことがあったんです。

朝起きていつものごとく、意識高い系ぶって朝語学学習をして、朝ごはん食べて車で仕事に向かいました。

その通勤途中の出来事です。

いつもひっかかる信号があるんですけど、その信号が感知信号なんですよね。

なので、待ち時間が普通より長いんです。

赤になった瞬間に止まってしまった日には、「あーーー!怒」となってしまいます。

車通勤で近くに感知信号がある人はうなずけるはず!

で、そんな魔の感知信号に今回もまんまと引っかかりました。

感知信号に止められて…。

でも、それが逆に良かったんです。

その時、ちょうど近くの小学生の通勤時間だったようで、5.6人が集団登校をしていました。

目の前の横断歩道(魔の感知信号のとこ)には、親御さんでしょうか。当番の方が立番で交通安全の旗を持って待っていました。

わたしみたいな人がいるからダメなんですよね。イライラしないようにします…。余裕をもって。

で、その小学生集団が近くに来たんですけど、その中の一番背の小さな女の子が、急に後ろを振り返ってダッシュで戻っていくんです。

手には給食袋か、運動靴入れか、二つ、その小さな女の子には大きな袋を2つも抱えてです。

なんだろ?忘れ物かな?って気になる私。

そう思うと、横断歩道の青信号が点滅中。

そろそろこっち側の信号が青になる!もう少し待って。と心の中で思いました。

なぜなら、その女の子が何をするのか見たかったから。

まさかの逆戻り?

すると、女の子が走っていく先の道の角から、少し背の大きな女の子が出てきたんです。

お姉ちゃんかな?お友達かな?

誰だかはわかりません。

50メートルくらいの距離でしたが、そんな荷物を抱えて、小さな体でダッシュです。

決して楽ではありません。

その小さな女の子は、ただ、その出てきた女の子を迎えに行っただけだったんです。

2つある袋を片手に持ち替えて、その片手からは溢れそうになりながら、あいた片手をその女の子の手を握り締めながら。

もときた道をゆっくり2人で戻ってくるんです。

この瞬間に私は自分の恥ずかしさを知りました

このときです!!!今日のテーマの部分!

つながることの愛おしさ。

その小さな女の子は、自分がせっかく歩いた道を引き返しました。荷物も持ったままです。

ただ、後から来るその子のためだけに。
その一見ムダとも思える行動が、何とも健気でなんともほっとけない感情になりました。

その小さな女の子は、迎えに行った女の子とつながりたかっただけで、そこに多少の苦労があってもそれを苦労と感じてない。

そんな真っ直ぐな気持ちが、朝からダダ漏れでストレートにガラス越しのわたしにも伝わってきました。

感知信号でひっかかって、「あー!もう!!怒」と、イライラしていた自分がめちゃくちゃ恥ずかしくなりました。

と、なんとも自分が恥ずかしいだけの話となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

また、体験談的なことを話していきたいと思います。

ともまる