【天才】イーロン・マスク

言わずと知れた大天才「イーロン・マスク」についてお伝えしたいと思います。

イーロン・マスクの一貫したテーマ

それは、

「人類・世界(地球)を救う」

です。

まじか!と思う方も多いと思いますが、イーロン・マスクは大マジです。

そして、それを叶えるべくターゲットにしたビジネスは

・インターネット

・持続可能なエネルギー

・複数の惑星での生活

なのです。と突拍子もないことを言われましても・・・。

と私も調べていてそう思いました。

そんなイーロン・マスクですが、何をした方かという前にどんな人物なのかを幼少時代からさかのぼっていきましょう。

生まれはアメリカじゃない・・・?

1971年6月28日に

南アフリカ共和国プレトリアというところで生まれました。

子供の頃からその天才肌は発揮されていました。

無類の読書好きで1日に2冊ペースで本を読みあさっていました。

しかもその分野は幅広く、哲学や宗教、化学やエジソンの伝記なんかも読んでいました。

また、ファンタジー小説も多く読んでいたそうです。

そんな中コンピュータにも興味をもち

10歳でプログラミングを独学でマスターし

なんと12歳でゲームを作って、それを500ドルで販売。

イーロン・マスク自身も過去の自分をオタクだったと言っています。

それほど物事に熱中し没頭していたのだと思います。

高校は、南アフリカのプレトリアボーイズ高校

大学は、カナダのクイーンズ大学

2年後、アメリカのペンシルベニア大学に編入

その後、スタンフォード大学大学院に入学するが2日で退学する。

退学の理由は、起業。それは後ほど・・・。

生まれは南アフリカでなぜアメリカなのか

アメリカに憧れたきっかけは、父親との旅行だそうです。

やる気があれば何でもできると言った精神に惹かれたからだと言います。

それと、なんといっても最新のテクノロジーです。

移住についてはなんと「独力」

家族と一緒にというわけではなかったのです。

この辺りの行動力もすでに天才の片鱗を見せていますよね。

ただ、この移住はそう簡単なことではありませんでした。

まず最終目的地のアメリカですが、すぐには行けず、まずカナダに行きます。

母親がカナダ出身だったということもあり、親戚の家を転々としながらアメリカを目指します。

当然贅沢なお金なんてありません。

肉体労働で1日1ドル以下で暮らす生活をしていました。

というより見入りが少なすぎてそういう生活しかできなかったという方が正しいかも知れません。

事実、自身もこう語っています。

当時は非常に貧しかった。

たまに行くファーストフードが唯一の御馳走だ

シャワーもないアパートよりも小さい賃貸を借り寝泊りした。

大学を中退した有名人は他にも

マイクロソフトのビルゲイツやFacebookのマークザッカーバーグは、ハーバード大学を中退。

googleのラリーペイジとセルゲイブリンもスタンフォード大学大学院を中退しています。

「安定した将来を躊躇なく捨てる覚悟」

有名な起業家は自分のアイデアを実現するために、大学にいることさえ無駄だと感じるのでしょう。

イーロン・マスクが設立した会社

これだけの行動力です。さまざまな形で会社を起こし活躍しています。

一つ一つ見ていきましょう。

24歳でZip2を設立

弟のキンバル・マスクと立ち上げた会社です。

この会社を立ち上げるために大学院を中退したのです。

この会社は新聞などのメディア向けにウェブサイトの開発を支援するソフトウェアを提供するビジネスです。

のちにこの会社を337億円以上で売却しています。

28歳 Xドットコムを設立

オンライン金融とメール支払いをビジネスモデルにした会社。

のちにコンフィニティ社と合併し、電子決済サービスで有名なペイパルとなる。

ただ、実態はかなり厳しいことが起きていました。

コンフィニティ社とXドットコム社は企業文化の違いで徐々に対立していきました。

ブランド統一を図りたかったイーロンマスクですが、彼の休暇中に他の取締役がクーデターを起こして、イーロンマスクを解任したのです。

今も休まないで有名な彼ですが、過去にこういった辛いことがあるから余計に休みたくないのかも知れません。

31歳 スペースXを設立

現在ではあのNASAとも提携を結ぶほど影響力が拡大して来ました。

ロケット事業は参入障壁が高く競争の原理があまりありません。

価格も妥当だと言える価格も以前はありませんでした。

そこに殴り込みをしたのが、イーロンマスクです。

彼のテーマでもある複数惑星での生活。その夢も現実にするために普通の人が普通に火星に行くためには安価でなければなりません。

そうするためにも価格を下げることは絶対条件なのです。

そのために大事にしていること。

・できる限り内製化する

・既にあるものをを使用すること

・再利用すること

この再利用するというのは、ロケット業界において予想もしない事態でした。

ロケット事業も10年も失敗を重ねいろいろな成功をおさめていきます。

33歳 テスラモーターズに出資し会長就任

今は知名度も上がり知ってる人も多くなって来たこの電気自動車会社ですが

当初は大手自動車会社から「あんな車は誰でも作れる」と冷ややかな態度をされていました。

電気自動車で最重要なのは電池です。

その電池技術を持っていたのが、日本のパナソニック。

ですが、電気自動車で使われるその電池は高電圧のため危険が大きすぎる。

そのためどの業者も車への販売を考えていなかったのです。

何度も交渉を重ね、承諾してくれたのがパナソニックなのです。

そして、最初のロードスターを発売した頃は、まさかのリーマンショック真っ只中。

お金が廻らず、再出資をしました。それでも足りず自身の車を売って資金を集めました。

友人からも借金をしても、取引先への支払いは遅れ、従業員への給料も払えなくなっていました。

それでもテスラを救うため個人名義の小切手をきって支払いを続けさせました。

その後、助けてくれたのがパソコン会社のDELLでした。

イーロンマスクが持っていた株を買ってくれ資金にしたのです。

ここで培ったものづくり哲学は

絶対にやってはいけないことは安易な妥協

世界最高の部品で作ること

売上に対し、増産・減産・変更などが柔軟にできる生産方式

その後も次々に会社を起こしていきます。

35歳でソーラーシティを設立し会長に就任。

いとこと立ち上げたその会社は太陽光発電の開発を行う企業。

再生可能エネルギーがあれば火星でも自由に暮らすことができると。本気でそう考えています。

次に設立したのが、脳科学開発企業のニューラリンクです。

脳に電子チップを埋め込み通常では考えられないことを見出そうとしています。

イーロンマスクは読書が好きでした。そして以前から、インプットはより早く行えるのにアウトプットにかかる時間はなんて長いんだと考えます。

その実現とAIが人間に与える脅威に打ち勝つために研究開発をしている会社です。

まだあります。

次は地下高速道路開発企業のボーリングカンパニーです。

これもイーロンマスクが実体験で感じたことですが、都心であれば移動に時間がかかります。

ですが、地下に真空の空間を作り1000km以上のスピードで空気圧で移動する。

それができれば移動にかかるストレスが解消できるとそう思っているのです。

イーロン・マスクの経営戦略

「利益よりもスピード感」

利益よりも急成長を求める姿は揺るぎません。

また投資すべきことで大切にしていることは、「技術開発やサービスの向上・成長分野への積極的な姿勢」

問題解決するための最善の時は「今」であるとも常に言っています。

また、こんなことも言っています。

成功には失敗を恐れない姿勢が大事だが、失敗への恐れはある。

恐れは理にかなったものとして、無視をする。なぜなら前に進むのが遅くなるから。

とにかく前に進み続けることが大切なんだと思います。

本当に本気で世界を人類を地球を救いたい・役に立ちたいというのが本質なんだと感じました。

ともまる