こんにちは。ともまるです。
コロナでの自粛要請や緊急事態宣言の影響で外食産業はかなりのダメージを受けています。
私が住んでいる地域は地方ではあるもののそれでも週末の駐車場の入りもまばらで、いつもの閉店時間よりも前倒して閉めたりとこれまでの常識が覆ってきています。
とはいえ、その限られた時間の中で忙しい店舗もあるのも事実です。
今日は外食産業のなかでも一番影響の強そうな「居酒屋」について考えてみました。
コロナ禍における居酒屋

コロナで会食での感染に重要視されてからは居酒屋などが対象になってしまいました。
最初に起きた、パチンコ店への対象だった頃がもうすでに記憶から薄れてもいます。
この状況下で営業をしている=悪みたいな報道はすごかったですよね。
そして、現在の居酒屋の状況はというとこんな感じ
・時短要請に合わせて開店時間を縮小
・通常通り営業
・テイクアウトに切替
販売業態を変えるだけでも、持ち帰り用の包装が必要だったり案内用のPOPの作成だったり、従業員そのものの働き方が変わったり影響は大です。
ただ、それもお客様がくればの話。こなければ一層たいへんです。
本題「居酒屋」になぜ集うのか

居酒屋でのイメージは「お酒」ですよね。
お酒とおいしい料理は目的のひとつではあるものの、これまで居酒屋になぜ行ったのかということを深堀してみます。
確かに「お酒」という観点は手軽にいつもと違った環境で飲めることへのメリットもありそうです。
ただ、お酒だけのためなら、自宅で缶ビールを飲めば良いはずです。もちろんそういった方もいらっしゃるとは思いますが・・・。
居酒屋での一番の話題は・・・「愚痴」ですよね。
あの組織の・・・。とか、あの部署のあの人が・・・。とか。
これは何かと分解したときにそこにあるのは、「聞いてほしい!」「たいへんさを分かってほしい」「共感してほしい」というところにあると思います。
そして、だからこそ複数人で集ってお酒とおいしい料理という理由も踏まえて情報の共有をしています。
もちろん愚痴だけではなく、「夢・目標」などの希望をみんなと共有することもありますね。
私はこちらの話は大好きです。どうでも良い事や、そんなのできんの?というような話。だからこそ楽しくてできたときに、あの日あの場所で話していたあれって振り返ることができます。
居酒屋に求めるもの

おいしいお酒やおいしい料理は今回は一旦置いといてそれ以外に求めるものとして考えます。
それは、「人とのつながり」です。
内容は今回は重要ではなくて、居酒屋で起こっていることの多くは「話すこと」です。
お酒を飲むと話がとまらない人ってこういうことなんでしょうか。
人に話を聞いてほしい。話している自分が好き。など理由は様々だと思いますが「話す」という行為は変わりません。
そして、話す先には「つながり」があります。
「話して」「つながる」ことができる場所が「居酒屋」なんだと思います。
オンラインではダメなのか

最近増えてきたオンライン飲み会。たしかにフィールドをオンラインという場所に変えることで「話して・つながる」は達成できます。
ただ、やっぱり私たちは人間です。
オンラインではつらわない、空気の温度や些細な仕草、生の声でつながることができます。
極論なにかに盛り上がって「やったー!」とハイタッチすることはできません。
そういった可能性がオンラインにすることで既に遮断されてしまいます。ようは限度があるということです。
なので、用件だけの共有などではオンラインは有効なのかと思いますが、感情を乗せて伝える内容にはオンラインは乗らないんです。
すべてを否定するわけではありませんが、オンラインも使い方が大事になります。
まとめ

すみません。これだけ語っておいて、あんまり飲みにいくことは好きではありません。
コロナが再開してもそんなに元に戻らないでほしいなと思っていますが
それは付き合いでの飲み会の話です。
好きな者同士、好きなことについて語り明かすなんてことは大好きです。多分途中で寝ますが。
そういう熱く語れる肌で感じて共有できる場が「居酒屋」という場所なんだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ともまる