最近テレビやニュースで「外国人技能実習生」と言う言葉を耳にしたことはないでしょうか。

そんな実習生とは何なのか?
と、その実態についてお伝えしたいと思います。
【ここが知りたい①】外国人技能実習生って?

そもそも、外国人技能実習生とは
日本が先進国として、技能や技術を開発途上国の経済発展を担う「人づくり」を目的とした制度。
すっごくかんたーんに言うと
日本の技術を他国に教えて栄えてもらうって言う制度です。
世界を日本が牽引するみたいなことですね。
ちなみに、どれくらいの人数がいるかと言うと
平成29年で約25万人!!!
この人数はまだまだ増えています。
今現在はコロナの影響もあって入国自体が厳しいので
極端に増えていないと思います。
【ここが知りたい②】技能実習ってなにをするの?

この制度の根本部分です。
技能を学んで母国を発展させるわけですから、大事な内容となります。
現在は約70種類以上の職種があります。
建築だったり、農業だったり、食品製造だったり
たくさんの種類と細かい内容が定められています。
その実習内容に基づいて計画を立てて
技能を習得していくと言うのが技能実習です。
【ここが知りたい③】実際どうなの?

私の肌感覚ですが、技能を学んで僕の発展をという
本当の制度にそった実習生は少ないと感じます。
正直なところ、技能実習生とは名ばかりで
外国から「出稼ぎ」にできる制度なので
実習生本人は「お金を稼ぐ」ことを実際の目的にした方が多いように感じます。
実習というだけに、その技術をはかる試験のようなものが定期的にあるのですが
惣菜製造の場合はなんと「もやしを茹でる」試験だったりします。
ただ単純に、これって母国で活かせるのか?と疑問に思ったりします。
【ここが知りたい④】期間はどれくらい?

無期限で日本にいられるわけではありません。
職種にもよりますが、1年間から3年間が軸となっています。
今は新たに制度改正があり
3年間を終わった実習生は、一定条件をクリアすれば
さらに2年間。最長5年間、日本にいられることになりました。
まとめ

技能実習生のことを簡単にまとめますと
- 日本で技術を学んで母国の発展につなげる
- 期間は1年から3年。最長5年。
- 実習内容は細かく分かれている
- 実際の多くは、技術を学びにきているよりは「お金稼ぎ」にきている
本当に技術を学んで成功した事例もあると思います。
全てではありませんが、実習生の多くはけして裕福な地域からきているわけではなく
どちらかというと貧しい地域、日本よりも物価が安い地域から来て
お金を稼ぐという流れになっているように思います。
コロナで良くも悪くも外国からの実習生たちが
なかなか簡単には入国できなくなってきました。
これからどう法改正や制度改革があるのか気になるところです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ともまる