最近「イクメン」って言葉も出てきているくらい
男性の育児に関心が集まりだしました。

女性の産休育休は定着してきたものの
男性の育児休暇はなかなか取得率が高くはないようです。
と言うのも、2019年度の育休取得率は7.48%・・・。
これが高いとみるか、低いとみるか。
私が務める会社でもつい先日
「男性でも育休って取れるんでしょうか?」と言う相談がありました。
答えは「OK」です。
ただ、数十年続いている会社の歴史上初めてのことです。
最初に声を上げてくれた方は勇気がいったと思います。
そんな、男性の育児休暇について内容を絞ってお伝えします。
【男性育休のここが知りたい①】そもそも手当は出るの?

一番大事な話です。
奥さんはもらえても夫はもらえないんじゃ?って思う方もいると思います。
結論は出ます!!!
支給額は給料の67%ももらえるんです。
例えば、月に給料を30万もらえていた人は20万円程度ももらえるんです。
奥さんがもらっても旦那さんももらえます。
なので夫婦の方はダブルで受け取ることができます。
【男性育休のここが知りたい②】どんな人がもらえるの?(対象者)

男性でももらえるということはわかりましたが、その対象となる条件はどうなのでしょうか。
その条件は以下の通りになります。
- 雇用保険に入っている(過去2年間の間で12ヶ月以上勤務)
- 育休期間中の給料が休む前の給料の8割を超えていないこと
- 育休期間の出勤日数が10日以下であること
※細かく書くとややこしくなるので、だいぶ絞って簡単に書いてます。
微妙だなと思う方は厚労省のHPをチェックしてみてください。
https://ikumen-project.mhlw.go.jp/company/system/
厚生労働省のイクメン専用サイト
必須な条件として、給与を満額もらいながら
給付金を受け取ることはできないようですので注意が必要です。
【男性育休のここが知りたい③】いつから休めるの?

二人とも給付金を受け取れるのはわかったんですがいつから休めるのか?
答えは、奥さんの出産予定日から取得が可能です。
そしてすごいのが「パパママ育休プラス」という制度もあり
最長1年2ヶ月まで所得が可能となりました。
まとめ
いろんなことが変わってきている世の中です。
常識が非常識になったり、またその逆で
非常識が常識になったりと目まぐるしく情報や世界が変わってきています。

そんな中でお伝えした男性の育休について
本当に簡単に要点をまとめると
- 育児休業給付金はもらえる(給料の67%)
- 出産日から休業することができる
- 会社に1年以上勤めている人はだいたい対象となる
ただ、大前提として会社・組織の協力がなくてはなかなか実現が難しい内容になります。
普及率が高くないのは、そういった社内の整備が簡単ではないからでないかと思います。
会社にも両立支援等助成金など男性の育休を促進取得することで
受けれるメリットもあるので
従業員共にハッピーになれるそんな組織づくりができれば良いなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ともまる