中国行くにはPCR検査が必要?その手続きを簡単説明します(2020年11月5日現在)

2020年冬になろうとしています。

いつかおさまるだろうと思っていた新型コロナウイルス。

いまだにおさまる気配はありません。

経済が止まるか、コロナが止まるか。

どちらも欠かせない問題。

そんな中で、日本にある中国大使館こんなことを発表しました。

「中国に入国する人はPCR検査で陰性の証明書が必要」

と。とはいえ、どんな条件があるのか。

弊社の従業員で実際に手続きを行ったので

その内容を踏まえてお伝えします。

こんな人に向けて発信します。

  • 日本から中国へ直行便で渡航する予定の方
  • 中国に行きたいもしくは帰りたいが、どうしようか不安な方

中国大使館より、中国に入国する際に下記の内容が発表されました。


搭乗の2日前以内に中国駐日本大使館・総領事館指定の検査機関(添付のリスト参照)にて
PCR検査及びIgM抗体検査を1回ずつ受け、それぞれ検体採取・検査を行い大使館・総領事館指定フォーマットの
ダブル陰性証明(紙媒体)を取得し、チェックイン時にその原本とコピーを提示し搭乗し、
コピーは航空会社が控えとして保存します。“HS”マークのグリーン健康コードや健康状況証明書の申請は不要です。

むずかしくないですか・・・。
私も実際手続したのですが、この分だけではむずかしかったので
経験をもとに簡単に説明します。

実際の予約から受診・検査結果の交付まで

中国大使館の指定病院に電話する

指定病院は大使館のHPに掲載してあるところから確認してください。

下記がその検査機関のリストです。

【指定検査機関リスト】 

1.駐日本大使館管轄地域内検査機関 
http://www.china-embassy.or.jp/chn/lsfws/lstx/P020201103573778512094.pdf

2.駐大阪総領事館管轄地域内検査機関 
http://www.china-embassy.or.jp/chn/lsfws/lstx/P020201103498902672285.pdf

3.駐福岡総領事館管轄地域内検査機関 
http://www.china-embassy.or.jp/chn/lsfws/lstx/P020201103327395207102.pdf

4.駐札幌総領事館管轄地域内検査機関 
http://www.china-embassy.or.jp/chn/lsfws/lstx/P020201103514653666328.pdf

5.駐長崎総領事館管轄地域内検査機関(現在なし) 

6.駐名古屋総領事館管轄地域内検査機関 
http://www.china-embassy.or.jp/chn/lsfws/lstx/P020201103546950517873.pdf

7.駐新潟総領事館管轄地域内検査機関 
http://www.china-embassy.or.jp/chn/lsfws/lstx/P020201103498377941785.pdf

※注意点
予告なく、検査機関が増えたり減ったりするので受けるまで要注意です。

・日程の仮予約をする
・日程の仮予約ができたら詳細を連絡する(FAXかメール)
 ※メールの方がイレギュラーの対応もできるので可能であればメールが良いと感じます。
  ・受診者の名前
  ・パスポートデータ
  ・帰国日
  ・日本での連絡先(電話番号)
  ・中国での連絡先(電話番号)

2種類の検査を実施する


・PCR検査
・IgM抗体検査(血液採取)

検査結果の交付


交付は翌日でした。

時間指定をいただき、その時間に向け受け取りに行きます。
だいたい、予約時にご連絡頂けると思います。
無ければ病院に聞いてください。目的はこれをもらうためですので。
2項目の受診ですが、結果は1枚の証明書になっています。

実際のところ、いつまでの検査がOKなの?


大使館HP記載内容

搭乗の2日前以内(検体採取日から起算)発行の新型コロナウィルス
PCR検査陰性証明及び血清IgM抗体検査(以下、IgM抗体検査)
陰性証明(以下、ダブル陰性証明)を提示することで搭乗可能

分かりにくいので実例をもってお伝えします。

帰国日が11月20日の場合、
受信日は11月18日まではセーフとなります。

ですので、11月17日はアウトです。

帰国日の前々日までの受診までOKということです。

※注意点
早朝出航の場合、安全策として
20日の早朝(例えば朝の3時)でも、同様に18日の受診を推奨します。

これだけは絶対確認すべきこと


・検査結果がいつ出るのか?
・受け取り方法
・検査費用

実際どれくらい費用がかかるのか


私が手続したところは地方ですので、地域や検査機関によって
多少変動があることはご承知おきください。
・PCR検査   44,000円
・IgM抗体検査  5,500円
 合計      49,500円(税込み)

まとめ


・費用は約50,000円前後かかります。
・検査項目はPCRとIgM検査の2種類が必要になります。
 ※指定された病院は、認知頂いていると思います。
・場所によっては予約がかたまるので、早めの予約が重要です。
・出航日の前々日までに受診する必要があります。(出航日20日なら、18日まで)
・今回の説明は中国へ直行する方だけが対象です。
経由便等はまたややこしいのでここでは説明していません。

もし渡航をお考えの方はスムーズな手続きができることを祈ります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ともまる