悩み相談されたときの対処法(テクニック)「論点ズラし大作戦」

こんにちは。ともまるです。

いま中小企業の人事を担当させて頂いております。
そのなかで良くあるのが、悩み相談・・・。

大きなものから小さいものまで、「よくもまあこんなにたくさんあるものだな。」と毎回思ってしまっています。

その悩み相談を受けるなかで培ったコミュニケーションの方法をお伝えできればと思います。

前回は「聞くを徹する」ということをおつたえしました。

その方法は何か?さっそくお伝えしてまいりましょう。

論点ズラシ大作戦

心配そうに話し合う女性のイラスト

人の悩みの多くは「人を変えたい」ということにあります。

これ、どうゆうことかというと、「こうしてほしい」とか「ああしないといけない」とかっていう自分の価値観や概念を相手に求める行為です。

その欲求通りに相手がしてくれないと、人は「悩みや怒り」に変わっていきます。

で、もともこもない話なんですが結果としては「相手は変えられません」

でも、悩みの解決は相手を「どうにかしたい」なので、解決には平行線になってしまいます。

そこで活躍するのは「論点ズラシ」です。

「論点ズラシ」とはどうゆうことかと言うと、話題を変えることです。

「相手はこうしてくれない」という論点は、先ほどお伝えしたように「変えられない」ことなのでどれだけ相談をうけても解決にはつながりません。
なので、当人のストレスはたまったまま。論点ズラシをすることで、相談者に話をしてもらう機会をつくります。

どこに論点をズラすのか?

話の引き出しが多い人のイラスト(女性)

いわゆる矛先なんですが、正直なところ「マイナス」な方が相談者は食いつきやすいです。

あまり良くないことですが、不幸な話ほど「論点」がズレやすいです。
そして、そこに対しての否定的な意見がきっと生まれるのでそこまでズレればOKです。

論点がズレて何がいいの?

ヘッドホンで音楽を聞く人のイラスト(男性)

論点をずらして違う話題の話をします。

きっとマイナスな話題であればあるほど、食いつき、長く意見を言ってくれます。

前回の「聞くに徹する」にリンクしていきますが、相談者が違う話題でたくさん話してくれれば、もともと悩んでいたことが「まあいいか」と薄れていき、「聞いてくれてありがとうございました。」となります。

もともと持っていた「悩み」の意識がズレていくわけです。

まとめ

内緒話のイラスト

今回は「論点ズラし」の話をさせて頂きました。
前回の「聞くを徹する」と一緒に活用すると頂けると悩み相談を乗り切ることができます。

悩みの本質改善というわけではありませんが多少解決もしくは延命できるのではないかと思います。

誰かの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

ともまる