人生生きてりゃいろんなことがあります。人の数だけ人生があり人の数だけ悩みもあります。
この本を読んで率直に感じたこと!
感動して勇気でます!!!!
この本に出会えて良かった。生きるって何かまだ正直わかってないけど、少し気づかせてくれた感じがします。
何かに悩んでる人。勇気を持てない人。何かに一歩踏み出したいけどと悩んでる人!是非この本を読んでみてください!確実に背中押してくれます!!頑張れって!一緒に頑張ろって!本当にのめり込むように楽しかった。
今回はそんな感動した本書の個人的に感動と勇気をもらえたポイントを紹介します。とは言え、是非全部読んでいただきたいので、記事を無視して読んでくれても全然構いません。書店に行ってもネットで買っても本当に読んで欲しい。
物語のあらすじ

著者の「山口絵理子」さんは会社を経営されています。
「途上国から世界に通用するブランドを作る」と言う思いのもと、バッグなどを生産販売している会社です。
そう簡単に書いてしまいましたが、もう山口さんの人生が波乱万丈すぎて目が離せない内容になってます。
物語のスタートは・・・いきなりバングラデシュの空港からはじまります。
アジアで最貧国と言われるバングラデシュ。その空港で物乞いにあいます。目を背け逃げるようにするしかない。そんな感じがみて想像できました。
果たして何があったのか・・・。幼少時代から想像を絶する経験をされています。
大学在学時に開発援助というものにであい、気づけばバングラデシュ行きの飛行機の中。しかも苦手な乗り物は飛行機。
山口さんは思ったら気づけばすでに行動してしまっているようなタイプです。読んでてそう感じました。
開発援助という目的で行ったバングラデシュを中心として、途上国のために何ができるのかつづった物語。
感動ポイント:工場の裏切りそして裏切り・・・。

普通の感覚で読むと、前提であり得ない環境です。
賄賂などは当たり前、日本人だからと批判も当たり前・・・。そんな環境の中でビジネスを立ち上げます。
それはバッグを作って日本で売るというビジネス。
そのバッグを作ってもらう工場を自ら模索しお願いするのですが、まず聞き入れてくれる工場が探せど探せどありません。挫けそうになりながら、それでもようやく見つけた工場。
最初はなんとかかんとか製造に漕ぎ着けました。ただ、それだけではダメだということに気づくんです。
日本で買ってくれる人の多くは「バッグ」が目当てではなく「山口さんの頑張り」が目当てで応援や協力と言った感覚で購入してくれてました。それでは目的の本質ではないと気づいた山口さんは再度その工場に制作をお願いします。
ところが、その工場内で盗難にあいます。読んでいくとわかりますが、そごく仲間意識の強い(強くなった)いいチームです。そんなチームの中で起きた「盗難」。。。苦しい思いを続けてきた山口さんにとっては信じがたい現実でした。ただ、これ以上そんな人たちを信じて一緒に仕事ができないと感じた山口さんはすぐに違う工場を探します。
しまもまた0から・・・。経験しているだけに途方もない判断です。そしてやっと見つけた小さな工場。前の工場は人数も多く広い工場だったので、山口さんの真の思いがみんなに伝わってなかったんだと感じていました。
なんとか見つけて工場で再スタート!
と思った時には、非常事態宣言が出るほどに治安が悪化。バッグどころか。命の危険すら真横と隣り合わせです。
それでもなんとか見つけた工場。そしてやっと信じれると腹を割って動き出した少数の仲間。
山口さんはただただ必死でした。
そして、まさかのですが・・・。もうすぐ完成するとういう工場に行ったら・・・。
その工場には、誰もいなかったのです・・・。
当然商品も機械も・・・。
ワンピースのゾロが言っていた言葉を思い出しました。
「災難ってもんは、たたみかけるのが世の常だ!言い訳したら、どなたか助けてくれんのか?」


でも現実なんですよね。山口さん・・・。
ここだけ切り取ってますが、実はそれまでにも幾度となくこんな災難が続いています。
だからこそ、日本の友人たちには否定されたり反対されたりしてました。
さすがの山口さんも挫けてました・・・。ただ、やっぱり立ち上がるんですよね。
これってもう本当の話と思えないくらい、酷く、ほんとに、えぐい内容ばっかりなんです。だからこそ読み言ってしまう。
本書の中でそんな裏切られてどうしようもない山口さんが「神様・・・」って叫んでいる瞬間。私も泣いていました。
勇気ポイント:山口さんからのメッセージ

本書を読み進めていくとわかるのですが、「こんなにたくさん出てくる?」って思うほどいろんな”壁”が立ちはだかります。もはや、それは壁などではないレベルのものもあります。
そんあ経験と思いの中で導き出した答えがこちらです。
とんでもないことに遭遇して泣いてばかりいます。しかし、山口さんはこう言います。
失敗したって転んだって、すべてを失ったって、また私は裸になればいい。と。
覚悟ができているからこその言葉です。そして、同時に勇気をもらえます。
まとめ

ほんとに一度是非読んで欲しい本です。
そして、本書を読み終わった後気になって「マザーハウス」のホームページをみた時に涙が出ました。
それは、苦労に苦労を重ねて壮絶な人生を捧げて作り上げたバングラデシュの工場の人の写真です。
見てください!この笑顔。つくり笑顔ではないです。つくり笑顔なら一人くらい引きつったり目が笑ってなかったりしてもいいはずです。なんか、山口さんの思いが通じたんだなーって勝手に思うと本当に感動です。

https://www.mother-house.jp/aboutus/
マザーハウスのホームページより引用
「何かに悩んで一歩踏み出せない人」に読んで欲しい!ほんとに勇気と感動が待ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ともまる