こんにちは。ともまるです。
今日は、幻冬舎の箕輪さんが書かれた本の紹介をしたいと思います。
仕事や何かに打ち込んでくれる方は必ず「やる気」や「熱意」が伝わり動き出したくなる本でした。
私は割と「単細胞」なので、すぐに体が熱くなってやる気メラメラ状態に・・・。
そんな本書の中で私が感じたメラメラエピソードをお伝えします。
ではまいりましょう!
大学時代の破天荒旅行

編集者になった箕輪さんの駆け抜けた数年間の記録とも言える内容です。
大学時代、インドに旅行にいきます。ただ、行くだけでは面白くないと、声をかけられついて行った先には何やら怪しい取引の中に身を置くことになるんです。
そして明らかに毒入りの飲み物を差し出されて、「飲め!」と拘束された状態で箕輪さんがとった行動は「ダッシュで逃げる!」です。
なんとか切り抜けた箕輪さんが思ったこと。それは・・・。
「おもしれーーーーーーー!」
でした。
こんな感じの箕輪さんなので、編集者になってもいろんな常識が常識ではありません。
箕輪さんの前にルールがあるとするなら、それは”破るべき物”のようにうつっています。
もちろん、「未来ある目的の前に」の話ですが。ちなみに今の箕輪さんは「サウナ」に夢中だそうです。
新入社員研修で「来年からやめた方がいい」発言!!

そんな型破りな箕輪さんだからこそなエピソードがこちら。
最初に結果を言うと、新入社員研修を終えた箕輪さんは日報にこんなことを書いたんです。
「マナー研修というのは名ばかりのただの茶番劇だった。内容を事前に確認してから受講をするか決めるべきだ。高い参加費を払い、大勢の社員を丸一日拘束することにはまったく意味がない。こんな無駄なことは来年からやめたほうがいい。」
やばいですよね!?書けます?新入社員で入社した会社で・・・。でもこれが当たり前の感情。
でも内心わかっているんですよね。それは本当になんの意味のない茶番だってこと。
なので、私の中で「ヤベー!」という思いと、「かっこいい!!」という感情が入り乱れました。
そして、そのあとどうなったかというと「正直に言ってくれてありがとう。来年から検討するよ。」などという答えになるはずもなく、箕輪さんは局長室に呼ばれます。
そして、これでもかというくらいの怒鳴り声で怒られます・・・。やっぱり現実ってこんなんですね。
そして、その怒りに対して箕輪さんはさらにこう言います。
「別に反省はしていないです。書いていることは間違ってないと思いますよ。」と。
もう惚れますよね。ただ、この事件以来、箕輪さんは「とんでもない問題児」というレッテルが貼られます。
すごいのは、そうは言っても箕輪さんは理解しているんです。同僚や上司との関係に波風を立てず、仲良く無難にサラリーマンライフを過ごしたいという気持ちも。
でも、箕輪さんはそんな集まりから抜け出し「何者か」になりたいのであれば、思ったり感じたことははっきりと言わないと何も変わらない。そんな風に伝えてくれているんだと思います。
「スピード!スピード!スピード!」そして「量!量!量!」

量とスピード・・・。
いろんな有名になった方の本を読めば読むほど、結果このことは絶対書かれている。
決して「努力自慢」とかではないです。結果そうしてきたという話です。
箕輪さんも言うまでもなく朝早くから夜遅くまでずっと走り続けているような感じです。
毎日のように案件が飛んできて、本当に興味のないものは除いて、1秒で「やります!」「行きます!」と即レスします。
これって普段の自分に置き換えると、その後の状況や行けるかどうか、やれるかどうかを考えて「やりたいですね。」と言っているように思いました。
でも、箕輪さんはその言葉を禁止にして、実行することで「量とスピード」が飛躍的に上がると言っています。
そうですよね。やると言ったからにはやらないと信用が落ちる。だからやる!!そして成長する。
当たり前のことかもしれませんが、これができる人とできない人の差は本当に大きいと思います。
憑依レベルでのブンセキ

仕事はどこまでいっても人間と人間がやるものです。
何かをしているときに、箕輪さんのように無難に仕事をしていない人は、誰から見ても「これは無理だよ」みたいな話にぶち当たる。
そんなときに、箕輪さんは中学時代から癖になっている「ブンセキ」をしています。
それは相手の性格やコンプレックスや本性を徹底的に言語化して、その人が発信しているものは全て吸収し、どんな人なのか想像し尽くし「憑依レベルのブンセキ」をします。
そうすることで、相手が何をして欲しいのか?何をすればこの無理は通せるのか?自ずと答えが見えてきます。
まとめ

本当に「ずっと全速力で駆け回っている」と言う印象の本です。
なので、読み終わったら「やばい!動かないと!」と言う気持ちにさせてくれます。
作中に幻冬舎代表の見城さんとのやりとりもあります。
そこで見城さんから言われた一言も私の心の突き刺さっています。それは・・・。
「無理はなぁ!とおすためにあるんだよ!!」
の一言です。そうです。「これは無理」って決めつけた瞬間に全てが終わります。
これは本当に衝撃でした。
そういった周りの方々の力を日々、尋常じゃない量で吸収していっている箕輪さん。
だからこそ、この本にも生々しさが滲み出ているんだと思いました。
最後までお読みいただきありがとうござました。
ともまる