以前、地上波のテレビでも放送があったので知っている人も多いのではないかと思います。
メガネブランドの「OWNDAYS(オンデーズ)」の再生物語です。
率直な感想ですが、めちゃくちゃおもしろいです。
なんでおもしろいかというと、波乱万丈ありすぎの内容だからです。
資金の話から人の話そしてビジネス展開など、泥臭い部分や人との駆け引きまでかなり突っ込んだ話がてんこもりです。
そんなOWNDAYS再生を記した「破天荒フェニックス」のおもしろかった部分をお伝えします。
やっぱり何といっても最初の買収劇

OWNDAYSを買収するまでは、客観的立ち位置で関与していました。
ただ、どんどんのめりこんでいくうちに田中社長もOWNDAYSの魅力に気付き始めるのです。
一番好きだったのは「人」にフォーカスしている部分。
経営はひどい状態だったのにも関わらず、店舗や活躍している人については非常に魅力を感じていたところです。
やっぱり会社は「人」という田中社長の思いの神髄を感じた瞬間でした。
だからこそ、田中社長へみなが信じ期待し活躍していくんだと感じました。
社長交代からの動き

社長交代後、田中社長のはじめてのOWNDAYS社内での社長として発表。
ほとんどが冷たい目だったと・・・。
正直ドラマというかフィクションというか。本来救世主のはずなんですが、なぜか待遇は真逆・・・。
実はこの感じ。ずっと続くんです。敵・敵・敵。こんなに批判されるのか?っていうくらい壮絶なドラマが待ち受けているんです。
資金繰りからの観点

ここは正直おもしろかったです。
経営は本当に火の車状態、CFOの奥野さん筆頭に繰り広げられる資金集めの奮闘劇。
ここも見どころのひとつです。
銀行との商談や、田中社長社長とのやりとり。
田中社長も破天荒だから、奥野さんの気が休まるときはありません。
要は資金に安心するときが無いということです。
今ではもうそんなことはありませんが、走り出しの頃を重点的に書かれてる本なので、本当にこのあたりのことは生々しいそのもの。
金融関係が少しでもお好きな方は絶対興味津々になるはず。
まとめ

ほんとうにいろんな要素がつまった本です。
資金・ビジネス・マネジメント・コミュニケーション・熱意。
いろんなことが盛りだくさんです。
でもやっぱり、「人」への興味関心がすごい田中社長だからこそ、すごく楽しめる本です。
何かに奮起したい。何かをやり遂げたい。何かに情熱をささげたい。と思っている方はぜひ読んでいただけると一緒に燃えると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ともまる