破天荒フェニックスをご存知でしょうか。
書籍や地上波でも放送されたこともあり、ご存知の方も多いのではないかと思います。
その主役となっているのが、メガネ・サングラスの製造販売を手掛ける「株式会社オンデーズ」の代表取締役 田中社長です。
本書は、田中社長が20年間のアップダウンで通じて得た考え方や、社員たちへのメッセージをまとめた内容です。
田中社長ははっきりと、この本が「あなたに役に立つかわからない」とおっしゃっているから逆にそそられます!
田中社長の20年間の経験が詰まった本書の中で、私が勉強になった点を「個人的ランキング」で3つ紹介していきます。
・仕事が楽しくないと思っている人
・人生楽しみたいと思っている人
書籍情報
大きな嘘の木の下で 〜僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。〜
発行 :令和2年4月
著者 :田中修治
発行者:見城 徹
発行所:株式会社幻冬舎
編集 :箕輪厚介 山口奈緒子
第3位 中心に近づく

前提として、「出世=人の上にたつ」と解釈している人が多いがそうではない。と言っています。
そのうえで、この言葉・・・・
人の上に立つと言うような考えや言葉すら、OWNDAYSではNGらしい。
フラットな組織だからこそ、意見も言えるし一生懸命なメンバーでパワハラなどの問題とは無縁なんだと感じます。
第2位 【百行は一行にしかず】

ビジネス的な本を多く読むようになって、必ずと言っていいほど書かれている内容です。
やっぱり田中社長も何より「行動」が大事だと言っています。
この「百行は一行にしかず」と言う言葉はもうお分かりの通り「百間は一見」にしかずの改良版です。
行動すれば、絶対何かしら結果が出ます。いいことも悪いことも。そしてそれはたいていが良いことではない。ですが、その悪いこと。すなわち「失敗」を経験して、その失敗をしないようにすることが一番成功の近道であるとも田中社長はおっしゃっています。
失敗するためには、必ず「行動」しなければできません。
まず「行動」を起こすこと!これにつきます。
第1位 【人生において「選択」なんて大した意味はない】

すっごい衝撃でした!しかも、選択って大事じゃない?って頭の中で思考停止状態で備わっていたので、「がつーーーーんっ!」と目を覚ましてくれた感じです。
例えば、あなたが転職をしようか迷っていたとします。
そのときの選択肢としては2つです。
A:転職する
B:転職せずに今の仕事を続ける
前提のマインドとして、悩みがあったり辞めて他の仕事をしよかなと迷っています。だからこそ、転職したら正解かもしれないし、転職先によっては超絶ブラックの可能性がないとは言い切れません。
田中社長は、そんなときの「判断」は大したことじゃない!とバッサリ言ってます。
スッと腹落ちしたのは、「判断したあとの行動をどれだけ正解に近づける努力をしたか!」ということでした。
そして、田中社長はたくさん企業してたくさん事業を立ち上げて経験しているからこそ、この答えにたどり着いたんだと思います。
大事なのは判断にかけることではなく、判断したあとの行動!
まとめ

いかがだったでしょうか。やっぱり、1位は判断することが大事ではなく、判断したあとの行動!ってのがズッコーーンってきましたね。
そして、他の著書にもほとんどと言っていいほど書かれている「行動」の大切さ。もう絶対なんですね。
あと、前回の書評でココナラの会長が書かれた本にものってましたが、「息子にどんな背中を見せたいか?」シリーズですね。田中社長が悩んだ時に考える選択の基準だそうです。
序盤に記されていますが、いろいろな人に馬鹿にされ、罵られ、反対や批判もされ、裏切られたからこそ、それ以上に助けられ、共に戦ってくれた経験が沢山あります。
あなたの悩みもきっと本書のどこかには出てくるのではないかと思います。その悩みが小さいかもしれませんし、本書で解決して胸がスッとするかもしれません。
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すでに加入している人はぜひ読んでみてください。
何かに悩んでいる人・「kindle」で何読もうかなと迷っている人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ともまる