住宅メーカー営業がこわいと思った

いま、マイホーム計画のためにいろんなハウスメーカーや工務店などで相談をしています。そんな中で起こったことをお伝えします。

いきなり「契約しましょう!」は有り得ない。

「もう!契約しましょう!!」

これが殺し文句なのか?完全に引いてしまいました。

とあるハウスメーカーとの商談の話。

ネットをみている中でなんか雰囲気いいなーと思った家があったので、モデルハウスを見学することに。

最初はどうせここだけじゃないしと軽ーい感じで対応してました。

初めから営業の方が対応してくれていたのですが、非常に親切丁寧。今思うとそりゃそうですよね。高い買い物をするわけですから。その客が入るのと入らないのとでは、見入りが全然変わってくる。

おそらく住宅メーカーの営業には報酬制度があって売上もしくは契約に応じて給与に反映されるという仕組み。

そういうことは頭にあったのですが、流石にみなさん立場が違うわけで悪いことをしようとするわけでもないので、いろんなことを言われましたらふーんと聞いていました。

2回目の商談

思った以上に嫁がそのモデルハウスが気に入ったので、2回目の商談をすることに。

徐々に胡散臭いなーと思ってきてはいたのですが、そこはビジネスと割り切って聞いていました。

営業「もう他のハウスメーカーさんとかは見ているんですか?」

私「いえ、まだ全然見てません。(嘘)」

営業「そうなんですか。私もここで建てたんですが、いろいろ回るときっと迷いますよね。」

私「・・・。」

私「仮に御社にお願いするとして、着工までのフローを教えてください。」

営業「そうですね。まずはお客様のご予算と土地をお教えいただいて・・・」

※そこからなぜか住宅ローンの話に・・・

私「すみません。住宅ローンの話ではなくて・・・。そこは借りれたら前提で話を進めて欲しいのですが・・・。」

営業「そうですね。失礼いたしました。」

と淡々と堂々巡りの話が進み、結果「よくわからず」という内容でした。

ただ、どうも契約は最初にする必要があるようです。

契約金は100万円からが通常のようです。

・・・ん?いきなり?と思ったのですが、そこはあえて触れず。

3回目の商談

怪しいなと思いながらも間取りや参考になることだけでもノウハウとして入れれたらということで3回目の商談に。

また、違ったモデルハウスを見せてもらいました。

確かにいいなーと。そりゃそうです。予算関係なく作れるんですもん。あと内装や家具も建築には含まれないですけど大きいテレビや証明や家具をいいもの使っていたらよくも見えます。

なんて天邪鬼的思考で私はしれーと聞いていました。

そしてついにこの時が・・・。

営業「実は・・・とっておきの情報があるんです。」

私「(きたきたーーーー)」

営業「今ご契約いただくと、設計料や施工費も含めて割安にさせていただくプランがございます。」

私「ほんとですか!!それっていつまでですか?」

営業「来週の火曜までなんです。でも今契約だけでもしていただければ対象となりますのでご安心ください。」

私「(いや、不安しかないでしょ)そーなんですか。でもいきなり契約はちょっと・・・。」

営業「わかりました。それでは特別に、今契約をいただければこのキッチンをサービスで付けさせていただきます。」

私「このキッチンは実際どれくらいかかるものなんですか?」

営業「設備メーカー品ですが、一番グレードの高い製品なので150万円以上はするかと。」

※多分これは本当

私「もう一度確認ですが、図面(設計・計画)は契約後に行うんですよね。」

営業「そうです。我々の設計やコーディネーターは一流のものが揃っておりますので、最初の契約でいただくことになるんです。他社も先に払うか後に払うかです。」

私「では、何千万っていう買い物の実態がわからないまま進むってことですよね?」

営業「絶対に後悔はさせません。事細かく細部までお客様と相談して進めていくので。人生に一度あるかないかです。やるなら満足のいくところまでと思っております。」

私「そうですか。」

営業「そして、お客様がお気に召されたこのキッチンもついてきます。」

私「(いやいや、キッチンが欲しいわけちゃうし、どうせその分あとでいくらでも請求書にしれっと乗せれるやん。)」

営業「契約しましょう!」

・・・完全に冷めました。

私「流石にそんな簡単に決められないので、申し訳ないです。」

感じたこと

・だいたい耳障りのいい話は、話半分に聞く

・サービスでとプレゼント的にくれるとしても、あとで請求書にいくらでも乗せらる

・いきなり根拠もなく契約しましょうはこわい

きっと悪気はないです。

ただ、決して安い買い物でないだけにそんな簡単に決めれないのが正直です。

とは言え、何だかいい経験はできました。これを参考にこれからもいろいろ見て回りたいと思います。

ともまる