意外と知らない?楽天創業時の壮絶な事実

今は誰でも知っている企業「楽天株式会社」

そんな大企業にも成長過程の苦労話があります。

今では想像もしない苦労の連続をお伝えします。

今が当たり前と思うとびっくりするような本当の話です。

【仰天エピソード①】社員数、今では2万人弱。創業当時はたったの2名。

1997年2月 今とは違う社名で設立しています。

その名は株式会社エム・ディー・エム。

創業当時は2名の社員。その1人は言わずもがな、三木谷社長。

そしてもう1人が、当時慶應大学大学院でOB訪問にきた本城さんでした。

もともと三木谷社長は、一橋大学を経て現みずほ銀行の旧日本興業銀行にいたのです。

そこで、大学院だった本城さんはそんな異例の経歴を持つ三木谷社長に興味をもち

OB訪問をしたのがきっかけだったのです。

【仰天エピソード②】変わりゆく社屋

今では二子玉川にそびえ立つ、楽天クリムゾンハウス。

栄養バランスの取れる食堂や健康促進のためのジム。

美容室やクリーニング、社内託児所。社員の要望に答える様々な設備があります。

社内で生活できるレベルですね。

ですが、創業当時は渋谷区広尾の小さな雑居ビルからのスタートでした。

当然、食堂も託児所もジムも何もありません。

今しか知らない人からすると想像もできないですね。

【仰天エピソード③】事業内容は楽天市場じゃなかった?

実は今では当然のように思っているインターネット事業ですが

創業当時はそれだけではありませんでした。

おそらく三木谷社長の頭の中にはいろんなアイデアがあったと思いますが

インターネットを含めて3つあったと言われています。

  • 地ビールの小規模醸造所の全国展開
  • 天然酵母ベーカリーフランチャイズ展開
  • インターネットによるショッピングモール

インターネットショップを選んだのは、今考えると当たり前ですが

当時はインターネットそのものやパソコンなど

見ることすら普及していない時代です。

当時からすると逆に非常識とも取れる選択でした。

【仰天エピソード④】楽天市場スタート!でも出店店舗はたったの13店舗?

楽天市場と命名したインターネットショッピングサイト。

当然、商品は実店舗のお店に出店してもらうことがほとんどです。

そんな中、インターネットがまだまだ非常識の時代で

インターネットに店舗を出店するなんて想像もできない

一般の方々からの支持を得るには厳しいものがありました。

そう思われるのも当然です。インターネットの普及率はわずか9%でした。

それでも、1997年5月1日にインターネットショッピングモール「楽天市場」は

わずか13店舗でオープンしたのです。

そして、初月の売り上げは32万円。そのうち18万円は三木谷社長が買っていたものでした。

そこから血が滲むような努力で

1997年12月で、100店舗

1999年8月には、1000店舗を突破しました。

【仰天エピソード⑤】時代も時代インターネットでモノは買わない?!

先にも述べましたが、インターネットの普及率は9%です。

そんな状態で、ネットで商品を買うなんて考えられません。

当時の常識は、実店舗で実際に物をみて店員さんに商品紹介をされたり

勧められたりして手にとって納得して商品を購入します。

これが残念ながら当たり前でした。

ですので、手に取れないし実物を見れない商品を

インターネットという謎の通信でしかもボタン一つで買うなんてあり得なかったのでしょう。

「インターネットで人はモノを買わない」これが当時の常識でした。

今では当然ですが、コロナ禍の状況もあり

インターネットでモノを買わない方が非常識にさえなっています。

それほどに逆転現象が起きています。

利用してみると便利ですよね。家から一歩も出ず、PCやスマホで商品の詳細を見れて

そして口コミや動画まで見れる時代です。

それで安心して商品を購入。取りに行くこともなく、家にいたら欲しい商品が届くのですから。

便利な方に進むのはうなずけます。

ただ、繰り返しですがこの常識が当時は非常識だったわけです。

だからこそ三木谷社長率いる楽天の苦労は想像を超えるのです。

まとめ

創業当時にフォーカスしてお話ししてきました。

創業当時のびっくりエピソードをまとめるとこの通りです。

  • 社員数は2名
  • 雑居ビルの小さなオフィス
  • 楽天市場意外に地ビールなどのビジネスビジョンもあった
  • 楽天市場、オープンはじめはたったの13店舗
  • インターネットは非常識。普及率9%の事実

今では考えられないすごい現実ですよね。

だからこそそこに価値が生まれ

たくさんの人に指示されたんですね。

個人的には、何より三木谷社長率いる楽天社員のメンバーの

血に滲む努力があってこその今の楽天の土台であり

礎なんだろうなと客観的に感動しています。

そんな、人的エピソード人間模様も漫画でわかりやく書いてる本があります。

漫画ですが侮るなかれ

ビジネスの基本や心境の変化

人間観察・人間模様

いろんなエッセンスが入った漫画本お勧めします。