こんにちは。ともまるです。
「人間関係」と聞いて、「良い」と想像する方・「悪い」と想像する方いろいろいらっしゃると思います。
私は残念ながら、「悪い」と想像してしまいました。
いま現在、私も絶賛人間関係で悩んでいるのでそう感じたんだと思います。みなさんはどうでしょうか。
そんな中でこの本に出会いました。私自身頭が良くないので、MBAと聞くだけでもう天才の士業だと想像していました。
ただ、中を読み進めていくと、1話完結でわかりやすく書かれていました。
そんな人間関係を円満にできる方法としてすごく使えるなと思うことを3部構成で簡単にお伝えしていきます。
今回は第1弾でこの3つの心理戦術を紹介します!!
・返報性の原理 「貸し」を作るのは効果的
・フレーミング効果 「伝え方」が9割
無料で試し読みがあるようでしたので、手っ取り早く読んでみたいという方は下記からどうぞ。
誰かに何かを伝えたいけど、うまく伝えるにはどうしたらいいか?と悩んだときに参考になれば幸いです。
ではいきましょう!
・相手の気持ちがわからなくてうまくコミュニケーションできない人
・直接的に言うとトゲが立つし、伝え方に悩んでいる人
「3」はマジックナンバー

根拠が3つあるとそれらしく聞こえる傾向なんです。
もうすでに私も使っていました。「3選」と・・・。
脳科学的にも人間の脳に覚えやすく、かつ思い出しやすい数字であるとされています。
何かの提案を行うときには、根拠を3つ洗い出しそれらを伝えると効果的です。
その逆で、詐欺など悪い使い方でも使われるケースもあるので、理由が3つあるというときにはその3つの中身が目的にリンクしているか、そもそも中身があるかどうかをしっかりと理解して聞き入れることが必要です。
返報性の原理 「貸し」を作るのは効果的

お返しをしないと気持ち悪いと感じる考え方です。
人間には借りのある状態を好ましく思わず、早く返したいという心理が強く働きます。
みなさんも経験ないですか?こんなによくしてもらったらなんだか悪いな・・・。
相手は無性の愛で接してくれているかもしれませんが、なんだか申し訳なくなる気持ち。
もうすでに返報性の原理が発動しています。
スーパーの売り子もそうですよね。「ウインナー試食にどうぞー。」って無料だから食べる。よかったら買ってってくださいね。と128円。そんな高くないから1個くらいいいか。と購入。でも実はその他メーカーの商品と比べるとそんな安くもない。これは完全に返報性の原理です。
もちろん、試食して美味しいと感じていただて買う人もいますし、メーカーとしてはそれがPRで導入している手法です。
いやらしいですが、何かものを頼むときには事前に記憶に残る大きなことでなくてもいいので貸しを作っておくことで、いざというときに返報性の原理が発動できます。
フレーミングの法則 「伝え方」が9割

本質的には同じ事柄であっても、見せ方の差によって違う印象を持ってしまうという効果です。
フレーミングとは、人の思考に何かしらの枠を設けさせることを意味します。
具体的に言うと、「カルシウム1000mg配合!!」って聞くとどうでしょう。
1000と言う数字は決して少なくありません。
ですが、「カルシウム1g配合!!」と聞くとどうなるでしょうか。
入っている量は同じです。今回は実際その商品に対しての多さは問題ではないですが、1gと言うより断然1000mgといった方が多く感じませんか。
また、10000円の交渉が必要なときはどうでしょうか。
そのまま10000円と伝えるのではなく、1日300円ちょっとコーヒー代を我慢するだけでOKです。
と伝え方を変えるだけで、すごく身近に感じることができないでしょうか。
もし、金額(数字)などのお願いが必要になったときこのフレーミングの法則を利用すると交渉がもしかするとうまくいくかもしれません。
まとめ:うまく組み合わせて伝えることを意識しよう
返報性の原理でも無闇に使うとかえって怪しくなります。
急に近寄ってきたらおかしいですよね。
この3つの法則を使えば全てうまくいくと言うわけではありません。
まずは距離感という土台づくりをしっかりした上で、ここぞとというときにこの法則を使いましょう。
・返報性の原理 「貸し」を作るのは効果的
・フレーミング効果 「伝え方」が9割
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も今日の続きの心理戦術第2弾をお届けいたします。
ともまる