こんにちは。朝起きてからの2時間以内が脳にとって最高の時間だと思ってインプットに全力投球しているものの、中身がだだもれな気がしてならない”ともまる”です。(はい。だらしない人間です。)
今では社会人になり、なかなかする機会も少なくなりましたが、アルバイトの経験がありました。
いろいろ経験はありますが、その多くが居酒屋でのアルバイト。(またしたいなー。)
そんなアルバイトでの経験なんですが、閉店間際にやってくるお客様ってもちろんありがたいのですが。次の日の準備もほとんど終わって机もピッカピカに磨いていたので「まじか!」という思いがありました。
バイトだから、自分の帰宅時間やどれだけ楽に稼げるかが大事なわけで、そこまで店の売上を重要視したことって少なかったなーと思います。
ただ、このことって経営者からしたら、最高のお客様なわけで、当日の売上を一気に上げてくれる立役者になるかもしれません。
言いたいことは何かというと、同じお客様でも経営者とアルバイトで見る視線が違うってことです。
経営者と従業員の違い

全部が全部そうだとは言い切れないのですが、多くの従業員の本音はお金だと思います。(やっぱりお金はほしいよね。)
できるだけ安定して稼ぐこと。そしてできる限り無理はしたくない。
”やりがい”だったりお客様に喜ばれてもっともっとってなることも多くはありますが、一時的にでもふと自分の身入りのお金のことは思うことはあると思います。
経営者はやっぱりその組織や会社の売上・利益を求めるのは当然で、従業員はそこは求めているつもりでも全員がそうとは限りません。
そうなると考えやこうしてほしい等のお願いや指示に対しての動きって結構かわってきますよね。
すっごく極論の話、従業員はできるだけ無理をせず波風たてず安定して仕事ができることを願い、経営者は従業員の人件費を抑えつつ、仕事の成果を最大化を願います。
その最大化のなかに、今回のギリギリ入店の問題もあります。
経営者からすると本当に「天使」のような存在ですが、あとかたずけを既に済ませてもう帰るだけと終わり時間を刻々と待ち続けている従業員からすると「悪魔」です。
おなじお客様なのでむずかしいですよね。
相容れない存在・・・。いちばん困るのは「誰?」

経営者からすると、従業員に経営者感覚を持ってほしいと思います。
売上や利益のことを考えると、さきほどのギリギリに来られる方は天使です。
なので喜ぶこと!!本気で。 でもですよ・・・。なかなかむずかしいんですよ。そこって。
もし10時あがりだったとして、9:55で来て、店舗に人がいなくなる状況だったら、居残らないといけない。
「じゃっ。10時なんで!おつかれっすー。」って帰れないですよね。(帰れる勇者になりたい)
「そんなこと言わなくても居て手伝うでしょ!」と思ってしまうのが経営者です。
ちょうど中間で管理をしないといけないのが、店長や責任者。
板挟みですよね。文字通り・・・。
従業員のことも痛いほどわかるし、経緯者のことも嫌ほどわかる。
報告等があるならば、店長やその職位の方々が発表をする必要がある。そうなると自滅です。(こわやこわや)
どうすればいいのか?

どちらも正義でどちらも正解ですよね。きっと。
でも会社や組織を回してお客様のためになることをって考えると、じゃあどうすればいいのか?
従業員か経営者か、どちらの改善をするかによって異なりますが、今日は「従業員」のことにします。
従業員を変えるためには、2種類あると思います。
それは「内的要因と外的要因」
外的要因とは
外的要因は非常にわかりやすいですが、簡単に言うと「お金・報酬」です。
仕事をして、成果をだして成果が上がった分だけ「報酬」があがる。
外資系でもないかぎりなかなかそんな成果報酬は期待できないですが、やった分だけ報酬があがると俄然やる気になりますよね。
海外のすごく良い例としては、「チップ」があると思います。
接客業ならなおさらです。お客様に喜んでもらえた分だけ見返りがあるんですから。
私も以前、貰ったことがあるのですが、当時は素直でしたので(今も素直ですよ)お店に報告していました。その結果は預かりというなの「没収」
さみしいですよね。せっかくくれたのに。私にくれたのに・・・。言うんじゃなかったってほんとに思います。(いまさら・・・。)
内的要因とは
もうひとつは内的要因。
言葉にすると例えば「承認欲求」や「自己決定」などがあるとおもいます。
承認欲求はよく聞くと思いますが、認められること。案外されると素直にうれしいですよね。
で個人的にこっちが大事だと思うのが「自己決定」です。
自己決定がないと、やっぱりどこまでいっても人ごとになってしまいます。
自分で決めれないんだったら考えてもあんまり意味ないよねって考えることもそこそこで止めてしまうんです。
どちらも満たす
外的要因・内的要因をどちらも満たすことが大事です。
ただ、注意しないといけないのは外的要因がお金・報酬であればキリがないと思います。
お金は増えても増えてもほしいですし、人間の欲は尽きません。
あの京セラの「稲盛会長」もお金のことは少し言及しています。
モチベーションを保つためにお金を使うのは良くないと。
とはいえ、報酬が上がるのはうれしいことなので多少必要だとは思います。
報酬も少しは変化しつつ(良い方向に)、やりがいとなる内的欲求もバランスよくもらえると満たされると思います。
まとめ

従業員と経営者の違いをお伝えしました。
従業員もひとつにくくるのも少し乱暴ですが、いろんな種類の従業員もいるのも事実です。
できれば経営者感覚で働く従業員が増えてくれれば会社も組織もうまくまわると思います。
そのためには内的要因と外的要因の双方が満たされて、従業員もモチベーションがあがります。
あとは続けていく施策もどこかで打たないといけないですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ともまる