「離職率が高い」は、悪なのか・・・。

こんにちは。筋トレしても、3日。新しいことをはじめても3日。「3日坊主」こと”ともまる”です。

でもブログとか、つまようじ制作とかは案外続いてんですよね。(なにがおもしろいのやら・・・。)

って、いきなり脱線してしまいましたが、今日は「離職率」について考えたいなと。

「離職率」について

というのも、私も一応会社で人事の仕事をしているわけで、少しは世のため人のために役立っていると思いたい今日この頃なんですが、大卒の面接でもよく「離職率」って気にされるんです。

もちろんそうですよね。入ろうとする会社が、入社した人が100%辞めます!って会社があったら・・・。(逆に気になるけどww)

よく、七五三(しちごさん)って言われます。

中学卒で、7割。高校卒で、5割。大学卒で、3割。って。

これ離職率の割合です。まあ詰まるところ、会社によって全然異なるんですけどね。

で、その割合が高ければ高いほど「悪なのか?」という話なんですが。

会社を辞めるのは、それぞれ理由がある

人が辞めるには、きっとそこには理由があります。

私の経験上はこんな感じ。

辞める理由
・他にしたいことが見つかった
・もともとやりたいことがあった
・給料が思っていたより安い
・給料があがらない
・休みが少ない&取れない
・有給取得しにくい&取れない
・上司がクソ
・同期や同僚が嫌い&ケンカした
・不倫や浮気で居場所がなくなった
・他社から誘いがあった
・なんか疲れたのでゆっくりしたい
・人が辞めていくのをみて不安で辞めたくなった
・時間が変則
・残業が長い
・残業がなくて稼げない
・社長や会社の方針が変わってついていけない
・親や祖父母も介護や面倒が必要になった
・子供の面倒で時間が割けなくなった
・価値観の問題

やばい・・・。経験則と推測も含めてですが、めっちゃ出てくる・・・ww。

てなわけで、退職する理由は人それぞれあるわけです。

これを問題ごとに整理すると。

会社の問題と自分の問題に分けられます。

会社の問題
・給料が思っていたより安い
・給料があがらない
・休みが少ない&取れない
・有給取得しにくい&取れない
・(上司がクソ)
・(同期や同僚が嫌い&ケンカした)
・(不倫や浮気で居場所がなくなった)
・(なんか疲れたのでゆっくりしたい)
・(人が辞めていくのをみて不安で辞めたくなった)
・時間が変則
・残業が長い
・残業がなくて稼げない
・社長や会社の方針が変わってついていけない
「()」は会社の問題だけにするのは「ちょっとな」と思う内容

自分の問題
・他にしたいことが見つかった
・もともとやりたいことがあった
・親や祖父母も介護や面倒が必要になった
・子供の面倒で時間が割けなくなった
・価値観の問題

めちゃくちゃ会社の責任多いやん!

いや、でもあえて社員有利の考えで分けてみただけです。

見えてる「離職率」や「離職理由(辞める人に主張)」が全てではない

解釈を変えれば、例えば誰から見ても自己努力を怠り貢献度が低く、なにやっても失敗をし、お客様や他の社員に迷惑をかけているのにも関わらず反省の色すら見せず、自分はやっているんだ!と傲慢不遜な人の理由が、「給料があがらない」で辞めるとなるとどうでしょうか。

それは・・・あんたが悪いよ。

なので、理由だけではその人の背景までも映し出されないので、全てを信じるには少し寂しい気がします。

という数字が間違いなく「離職率」には入っているんですよね。

率だけで善悪をつけるのにはなかなか難しいような(モヤモヤ)

でも、確率論的にはきっと離職率が高いとなにかしらの理由はあるとおもうんで、それはそれで難しい。

結局どっちも取れるってことですよね。

あと、某大手さんから聞いたことあるんですが、全国で展開して何千何万と社員がいるわけなんで、不倫がたくさんあるみたいなんですね。その支店内で起きた不倫が発覚したら、どっちかが一瞬で飛ばされるそうなんです。

もちろん、理由はそんなこと書きませんけどね。みんなは知っている・・・。

で、やっぱり辞めますよね。離れたくないですから。その時の退職理由は「違う仕事をしたい」とか、「給料がずっと安いと思っていた」とかに変換されるわけです。(トホホ・・・。)

まとめ

とはいえ、離職するのはなにかしらの理由があってのことです。

条件のこともあれば、自分の身の回りのこともあります。

理由のその背景や裏側まで見通すことはなかなか難しいですが、そのあたりも見れたらいいですよね。

でも残念ながらそのほとんどが、人に属する内容。

言うなれば見たくても見れないってことです。(クッソー!)

自分の目で見て、人の噂や人から聞く情報に左右されずに自分で信念持って判断することが大事になるんだなと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

ともまる