中途採用するときの方法を解説!ハローワークと有料求人サイトの「担当営業さん」の対応をご紹介!

会社が「人を採用すること」は簡単なようで非常に難しいことです。

「誰もが知っている」企業ブランド力がある人気企業は募集をかければすぐ人が集まります。

というか、あまり広報的に採用活動をしなくても人が集まるし、退職する人も少ないので、していない可能性があります。

そうは言っても、会社が人を採用する時に利用するサービスとそのサービスをご提案いただける営業さんの対応を説明します。

当然ながら、各サイトにはそれぞれ違った魅力がありますが、そのサービスを提案いただく営業さんも色んな方がいらっしゃいます。

後半にご紹介する【有料求人サイト】の紹介では「営業さん」の対応を中心にご説明しておりますので、ぜひご参考ください。

会社側の方だけでなく、求職者にとっても「会社の裏側」を知ることで、損はないのでぜひご覧ください。

それではまいります。

人材採用の方法(提供サービス)

会社が人を採用するときにはいろんな方法があります。そんな方法について説明します。

大分類として、2つあります。それは「お金をかけない方法」と「かける方法」!それらについて解説します。

お金をかけない方法

お金をかけない方法の代表は「ハローワーク」です。これは行政(厚生労働省)が運営する求職者と会社を繋ぐ機関(サービス)です。

また、もう一つのジャンルはSNS採用です。

これは会社でSNSのアカウントを持つ企業が増え、自社の商品やサービスを発信する中で「採用(求人募集)」も同時にやっちゃうというものです。

大分類:②お金をかける方法

お金をかける方法は、本当に無限と言ってもいいくらい色んな企業やサービス・求人サイトが存在します。

例えば、マイナビやリクルートなど一度は聞いたことのある会社さんだと思います。

そんな企業にお金をかけて募集をする方法です。

求人サイト会社は、企業から集まったお金を広告などに投資して求職者を集めます。

そうすることで、企業は仕事を探している求職者に見てもらいやすくするのです。

サイト選びの一つとしては、「求人掲載数が多いということ」と「登録者数が多い」ということを意識して探すと良いです。

ここでは「エンジニアに特化したした求人サイト」など、「職種限定サイト」は含んでおりませんのでご理解ください。

お金をかけると言っても、そこにもさらに二つ別れます。

それが、先にお金を支払って求人掲載をしてもらう「先行投資型」と

採用が決まってからお金を支払う「成果報酬型」があります。

それでは、それぞれのサービスについてご紹介していきます。

たくさんあるので、今回は無料のハローワーク関連と「先行投資型」の募集サービスを紹介します。

無料の求人掲載について

ハローワークインターネットサービス

インターネットでも求人登録ができるようになりました。

厚生労働省が運営するサービスのため費用はかかりません。

まずはハローワークに事業所登録をして求人を掲載します。

行政機関のため、求人掲載内容の細かい規制や使用できない言葉などがあるので注意が必要です。

とはいえ、事業所の最寄りのハローワーク担当者が丁寧に説明いただけるので間違ったまま掲載することはありませんので安心です。

SNS

こちらはそれぞれに企業アカウントを作り、自社商品やサービスを発信してフォロワーを増やさないと効力を発揮できません。

アカウントを作って求人募集をかけたとしても、

フォロワーがいなければなかなか見てもらうことができないので段階を踏んで利用していきましょう。

ただ、その中でも「ジモティ」というアプリでの掲載は有効ではないかなと思います。

地域のサイトという感じで、ローカル情報が載っているのでオススメです。

ジモティの求人サイト

有料の求人掲載方法と「営業さん」の対応について

有料の求人掲載方法の中で、「先行投資型」の方法を紹介します。

「先行投資型」とは、企業が先に求人サイト側にお金を支払って求人を掲載するというものです。

ですので、採用人数が多ければ多いほど採用できたときの採用単価も下がります。

そして、採用サイトの根本的な仕組みとしては、支払う金額が高ければ高いほど、上位のプランであるほど求人サイトに上位表示してくれるので、求職者がその企業を見つけやすいという仕組みです。

金額については各社のプランや提供内容によって異なります。

実際に求人サイトを運営している会社とのやりとりは、下記の流れで進めます。

掲載までの流れ
・求人サイトの会社に連絡し、サービスやプランの内容を聞く
・掲載期間や内容によって料金が異なるので「見積書」をもらう
・見積内容が問題なければ料金を支払う
・求人サイトに掲載する内容を決めていく
・決まった内容を求人サイトに掲載する

企業側で一番大変なことは、求人広告に載せる「掲載内容」を作成する作業です。

もちろん基本は求人サイト側が作成してくれますが、もととなる写真や記事内容など必要情報はあればあるほど良いです。これに関してはハローワークや全ての求人についてもリンクする内容となります。

【サービス名】か【写真ロゴ】をクリックしていただくと、その転職サイトの専用ページに飛ぶようにしております。

そのサイトは、企業側が求人を載せたいときに見るページです。

マイナビ転職(先行投資型)

「マイナビ転職」は言わずと知れた大手求人サイトです。

求人掲載件数も業界トップクラスの13807件です。(2020年12月時点)

対象は幅広く、20代・30代の若手採用や未経験職種などにも力を入れています。

大手企業でありながら、中小・零細企業に対しても細かな対応をしてくれる印象です。

実体験として担当する営業さんがしっかりとサポートしてくれます。たまたまだったのかもしれませんが、担当いただいた営業さんはみな魂を込めて仕事をしてくれていたので、どうやったら採用に繋がるかということを一生懸命一緒に考え行動してくれました。

ご対応いただいていた営業さんの一番好きだったところは、他社サイトのことを絶対に悪く言いません。

他社サイトと比較して劣る点は「差別化」をする意味で良いことなんですが、悪口のようなことは言いません。ただ、みなさんのその言葉遣いが好きでした。とても丁寧!

と言うのも、やっぱり今回ご紹介していない会社様ですが、露骨に他社のダメな点ばかりを主張してくる営業さんがいました。何だか「愛」みたいなのが全く感じませんでした。

そんな経験から、【マイナビ転職】の営業さんはとても親切丁寧に心を込めて考えてくれていました。

どの求人サイトに登録しようかわからないというときは、求人掲載数も登録者数も営業さんの対応サポートも親切丁寧なのでオススメです。

リクナビNEXT(先行投資型)

リクナビNEXTも大手リクルートが運営する業界最大手の求人サイトです。

魅力はなんと言っても登録者数です。下記がその登録数の調査内容です。

※直近1年以内に正社員に転職した、転職を検討している全国の20~49歳を対象(転職者1,213人/転職検討者2,287人)外部委託先調査会社調べ(2020年3月)

登録者が多いというのは求人を出す側としても非常に安心する情報です。

たくさんお金をかけても登録者がいなければ無駄になってしまいます。

また、リクルートはCMでおなじみ「indeed」と提携しているため求人掲載をリンクすることができます。

この効果は予想以上に大きく投稿した自社の求人ページの閲覧数や応募数の後押しになるのは間違いありません。ですが、有料オプションなのでご注意ください。

さすがは昔からある大企業ってだけあって、しっかりとして仕組化をしている印象です。

DODA(先行投資型)

マイナビやリクナビとはまた違った角度で展開する求人サイトです。

というのも、様々な対応が可能です。

リクルートやマイナビは先行投資型と成功報酬型が別れていましたが、入り口が同じで対応してくれます。

社内ではもちろん担当者は別れていますが、打診をかけるときは窓口一本なのでわかりやすい。

また、登録者もマイナビやリクナビに引けず劣らずの会員数ですので安心です。

そして、応募者の伸び率も2018年と2019年を比較して119%も伸びている現在進行形で成長しているサイトといえます。

また、現時点ではコロナで開催が少なくなってしまいましたが、【DODA】の魅力は「転職イベント」にあります。

転職イベントの集客は他のイベントと比べて段違いの数を経験しました。

「同じ地域だったらそんなに変わることはないはずなのに、会社が違うだけでこんなにも違うのか」と思ったほどです。

「転職イベント」と合わせて採用を検討している企業様はぜひオススメできます。

ミイダス(先行投資型)

先ほど紹介した、「DODA」を運営するパーソルキャリア株式会社のパーソルグループから2019年4月に誕生したサービスです。社内ベンチャー企業として発足して、急成長中のサービスです。

適材適所というキーワードで企業側にも「この部署にこういう人材が欲しいんだよな」の解決の糸口を見つけてくれるサイトになるかもしれません。

はたいらいく(先行投資型)

【はたらいく】はリクルートグループが運営するサービスです。

細かくいうと、【リクナビNEXT】は「リクルートキャリア」

【はたらいく】は、「リクルートジョブズ」という会社になります。

そして、イメージでいうと【リクナビNEXT】は全国版で

【はたらいく】は地域密着版のようなイメージです。エリアによって掲載を分ける特徴があります。

登録対象者のメリットとしては、「転職は嫌だな」と思う方に対してはエリアで絞ることでその不安から解消できるため、エリア限定の採用に特化した企業にオススメです。

また、地域密着型サイトだけあって営業担当者も非常に良い方ばかりでした。営業さんは当然売り上げにつながるので、こちらを向いてお仕事をしてくれるのはわかります。

ただ、お世辞抜きでこちらのことを思いどうすれば良いかということを持たれてるノウハウや経験を惜しみなく伝えてくれます。そして、こんなこと言っていいのかわかりませんが状況によっては「その条件であれば、他社サイトの方が採用につながる可能性が高い」と正直に言ってくれました。

ですが【はたらいく】にしか出せない魅力というのをしっかり分けて伝えてくださったので、むしろお願いしたくなります。お願いしましたけど。ww

地域採用ではぜひ検討いただけたらと思う【はたらいく】さんです。

エン転職(先行投資型)

エンジャパンが運営する転職サービスです。

エンジャパンも大手求人サイト会社のひとつです。

こちらも先行投資型と成果報酬型の両方備えています。

また、独自のコミュニティを作り求職者を支援するサービスも非公開でされていることもあるので長くお付き合いすることで紹介いただくことも可能です。

当初は、先行投資型でお願いしてました。ですが、エンジャパンさんで別プロジェクトを立ち上げられて、そこで割安で良い人材がいればご紹介いただけるということで紹介いただきました。

「営業さんによる」ことかも知れませんが、当社が求めていた人材を感じて考えて頂いていなければ、そんな提案はできないはずです。

お願いしたことはひとつだけですが、「方法はひとつじゃない」ということを教えてくれた会社様です。

だいぶ昔ですが、本社にお邪魔したときに理念が飾られていました。具体的な文章は忘れたのですが、ご説明いただいた内容がとても印象的で共感したのを覚えています。それは

「ある意味、効率の悪い採用をする」ということでした。

一瞬「えっ?」となりますが蓋を開くとすごく納得します。

「求人掲載いただくお客様にとって、効率の悪いということは、何度も採用しなくてもいい”優秀な人材”を採用できるようなお手伝いをする」ということでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

求人サービス・サイトといえど色んな会社様が提供するサービスがあります。

これが全てでもなければ、無数に存在するのが求人市場です。

無料求人でも有料求人でも一番大事なのは記事内容です。

サービスに過信することなく、自社の強みや弱みなど求職者に最も良いイメージを持ってもらう採用ページにすることが大事です。

そのために、各社営業さんがついてくれています。

営業の方は色んな求人を見て、その結果(PV数や応募数・合格率)のノウハウをお持ちなのでぜひ細かいところまで相談してみてください。きっとより良い求人内容を一緒に考えてくれるはずです。

今振り返って各社様の情報を書いてきましたが、改めて「営業さん」に恵まれてたんだなと思いました。

本当に一生懸命にどうやったら採用につながるかということを一緒に考え提案いただきました。

ときにそれは「御社にとって不利じゃ?」と思うこともです。目的をしっかり理解いただいているからですね。本当にありがとうございました。

結局のところどのサイト様もオススメなんですが、担当する営業さんが最重要だなと思いました。

次回は、成果報酬型をお届けします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ともまる